墓石は石材の違いだけではない?
墓石は、石材の違いのみが個性の出し方と思っている方もいるかもしれませんが、全くそのようなことはありません。
確かに、石材にも様々な種類がありますので、自分の好きな石材を選ぶことも、一つの選択肢ではあるでしょう。
ですが、墓石選びをする際には、墓石作りを依頼することにもなりますので、その他にも様々な違いがあるという事を、頭に入れておいてください。
大きな違いとして挙げられるのは、墓石のデザインやサイズ、彫刻や文字の色、書体の違いなど、様々な違いが在ります。
彫刻一つとっても個性を出すことができますので、個人個人、好きなテーマで彫刻をしてもらったり、文字色を変えてみたりしてみると良いでしょう。
もちろんその分墓石の料金が上がることを忘れてはいけません。
装飾の量によって料金が異なることがほとんどですので、事前に見積もりを出してもらうようにしてください。
彫刻へのこだわりが墓石の違いを生む
彫刻には、線彫りや彫り、吹かしなど、様々な違いがあります。
職人の手で一つ一つ彫刻が行われ、墓石に装飾が施されるでしょう。
依頼をする石材店によっても異なりますが、彫刻してもらいたいイメージがある場合、オーダーをすることが可能な店舗も多くあります。
何か心に残るマークや彫刻などがある場合は、そうした彫刻を彫ってもらうことをおすすめします。
基本的に特にこだわりがない場合は、職人さんにお任せをするという方も少なくありません。
花のマークや家紋など、様々な種類の彫刻を施してもらえるでしょう。
文字色で墓石の印象は大きく変わる
文字色の違いによって、墓石の印象は大きく変わる傾向があります。
ポピュラーなタイプは白色の文字ですが、金色や黒など、色を入れることで、個人個人、思い思いのお墓を作ることができるでしょう。
ですが、色を入れることで文字が劣化をしてしまい、見た目がボロボロになってしまう可能性も在ります
シンプルな削った状態、色を入れない状態の方が、常に鮮明な状態をキープすることができる傾向があるでしょう。
文字のデザインの違いも印象が変わる
お墓に名前を入れる際には、和形や洋型など、文字のデザインを変えることも可能です。
和形の場合は典型的な縦書きのお墓、洋型の場合は、横書きのお墓を表していることがほとんどですので、好みのタイプを選んでください。
彫刻などと合わせてデザインをすることで、様々な個性を演出することができるでしょう。
文字のデザインにはこれと言った指定はありませんので、自分が入りたいお墓のイメージがどちらに近いかを考えることが大切です。
文字のデザインの違いは、お墓の印象を大きく変えることを覚えておきましょう。